乗せ上手
一瞬乙女チックに妄想しているとその子は目の前に来ていた。
遠くでも美しいと思った毛並であったが、そばで見るとたてがみ、尻尾が腸の光を受け真珠か水晶の様に透き通った輝きをしている。
スーッと顔をこちらに向け真っ黒で澄んだ大きな目で私をじっと見つめている。
名前を『太郎公』という
この出会いのシーンはいまだに目をつぶると走馬灯のように繰り返し見ることができる。
この衝撃的な出会いはまだ経験していない。
姿は美しい
性格は…
鞍などの馬具を確認しいよいよ乗馬だ。
緊張する!
馬上から見る姿勢もいい
乗せ上手なのか乗られ上手なのか収まりがいい
初めての経験である。
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